moratorium life –ヨーロッパ留学日記–

Stepping out of your comfort zone!

【ベルギー留学】ヨーロッパの中心で大学生活

ブリュッセルで大学生はじめました。」といっても、実はもう2年目に突入しました!

 

去年は、入学したばかりの大学、周りに知り合いのいないベルギーで何もわからず不安だった中、渡航後すぐにロックダウンに突入してしまい心の余裕がゼロでブログも全く更新できずにいました。今年も結構ハードモードでブログを更新することまでなかなか手が回っていないのですが、ブログを通してベルギー留学に関する質問をいただくことも増えたので進学した経緯を書いていこうと思います!

進学を決めた理由

まず、大学進学に際し私が求めていた条件がこちら!

  1. 社会学及び政治学を英語で開講している学部がある
  2. キャンパス及び、学生寮などの設備が整っている
  3. 最初に現地語が分からなくても、英語で不自由なく暮らしていける環境

ハンガリーに留学していた時に周りの学生の話や教授達の話を聞いたり、近くの国に旅行に行ったついでにキャンパスを見学しに行ったりして、志望校を合計で6校に絞った後、ベルギー・マレーシア・ポーランドハンガリーの大学、計4校に出願しました。結果、無事全ての大学から合格をいただき、第一志望だったベルギーの大学に進学を決めました。大学の規模や世界ランキング、キャンパスの環境など色々なことを考慮しましたが、今の大学にした決め手がこの3点です。

  1. 1・2年次に社会学全般を学び、3年次に興味のある専攻に特化できるカリキュラム
  2. ヨーロッパの首都で、1つの国の中に多くの言語・文化が混じり合っている環境
  3. ベルギーの大学2校によって運営されているジョイントディグリーというユニークな学部設計

この3点の中でも特に面白いのがこの学部がジョイントディグリーであるという点です。2校の別々の大学がこの学部の運営を一緒に行っているので、この学部の学生は2校の大学に所属していることになります。授業も両方の大学を行き来しながら受けています。学生証も2枚持ちです笑。少し面倒なこともありますが、両方の大学のリソースを使うことができます。さらに、もちろん卒業時にはどちらの大学も卒業したことになるのでお得ですね笑。

出願時に必要だったこと

  1. 高校時代の成績・卒業証書
  2. モチベーションレター
  3. IELTS overall 6.5以上

ベルギーでの学生生活

実際の学生生活の話ですが、1年目はオンラインでほぼキャンパスに行くことはないまま終わってしまいました。不幸中の幸いで、運よく大学の寮の部屋を確保できたのでフラットメイト達とはロックダウン中でも一緒にご飯を食べたり、話したりすることができたので孤独を感じることはなかったです。さらに、フラットメイトに2人同じ学部の先輩がいたのでサマリーをもらったり、試験のTipを教えてもらったので無事試験を突破し2学年目に突入することができました!

ベルギーの大学がそうなのか、私の学部だけなのかは微妙なのですが、成績のほとんどは学期末にある試験の結果によって決まるので、ある意味一発勝負でBlokと呼ばれる試験期間は毎回死に物狂いで勉強しています。チャンスは2回あって1回目の試験に落ちても8月に追試が用意されています。8月の2回目で落ちるとアウトで、そのクラスは再履修する必要があり、そうなると再履修の数によっては進級が危うくなるので必死です。私は追試の常連ですがまだ単位を落としたことはないので、落としたらと思うと非常に怖くなりますね。ベルギー留学を考えている方はこのストレスフルな試験期間があることを前もって知っておくと心の準備ができると思います。

そんな感じで大学生活2年目ももう半分が終わりそうです。オンライン授業ばかりでなかなかキャンパスライフをエンジョイ出来ずにいますが、ストレートに卒業できるように頑張っていきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

【ヨーロッパ大学正規留学】学部課程に入学しました🇧🇪

 

かなりというのか、気づいたら1年以上何も更新していなかったようです。

ブログを更新してない間にも、たくさんの方からハンガリー留学についての質問をいただき、私の経験からお話できることをシェアさせていただきました。いただいたメールの中で私の現在についての質問が多くありましたので、ここで近況報告です!

まずはIBSについて、3月末にコロナで帰国することになりましたが日本からオンラインで授業とテストを受けて5月末に無事コースを終了することができました。

 

sena-study.hatenablog.com

 

 

今はハンガリーではなく、ベルギーのブリュッセルにある大学の学部課程に在学しています🇧🇪

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Grand Place (Brussels, Belgium)

 

ヨーロッパの大学への正規留学は日本語で調べると本当に情報が少なくて、国によってはエージェント会社のサイトしか出てこなかったり、実際の生活や渡航準備の細々としたことなどわからないことばかりで不安になるのですが、今回はさらにコロナで行動が制限され下見にも行けず、かなりハードモードでしたが、SNSや大学が開催しているオンライン説明会などを駆使してなんとか出願、入学、そして渡航までたどり着けました。

コロナ禍での留学は予測できないことも多く、渡航制限や急なロックダウンなど大変なことも多かったですが、家族や友達のサポートもあり無事に1年目を終えることができました!

 

実のところ、2020年10月に渡航して寮生活を送っていたのですが、渡航から1ヶ月半後、ベルギーでは1日の感染者が2万人を超える日が続き、医療状況が逼迫したためにロックダウンになってしまいました。そのためこの一年はほぼ全ての授業がオンラインで行われ、キャンパスに行ったのは数える程でほとんど試験の時のみにしか行けませんでした。現在はベルギーの規制はほとんど解除され、次のセメスターからはオンシャンパスとオンラインを併用して授業を進めていく予定になっていますがこれもコロナの状況に強く影響を受けるのでまだまだわからないといったところです。

 

ベルギーはフランス・オランダ・ルクセンブルクに面し、海を挟んでイギリスも隣にあります。面積は九州と同じくらいで、人口は東京都よりも少ないらしいです。小さな国ですが、欧州連合の主要機関の多くやNATOの本部が置かれているため「EUの首都」とも言われています。その言葉通り、本当に多様性に富んでいて他の主要都市(ロンドンやパリ)までのアクセスもすごく良いです。

ベルギーの公用語はフランス語・フラマン語(オランダ語)・ドイツ語の3つあり、地域によってメインで使われる言語が変わります。私の住んでいる首都ブリュッセルはフランス語とオランダ語バイリンガル地域なのですが、主にフランス語が使われています。チョコレートやワッフル、ビール、フリッツ(フライドポテト)が有名で、3大がっかり世界遺産と言われる小便小僧や世界一美しい広場と言われるグランプラスもあります。また現在ヨーロッパで盛り上がっているEURO2020関連で言えば、ベルギー代表は「赤い悪魔」と言われ、FIFAランキング1位で日本代表ともW杯ロシア大会で対戦していました!

 

本当に小さな国ですが魅力がたくさんある国だと思います。ただ、書類が大好きな国のようでビザ関連や役所関連の手続きには多くの時間と手間がかかります。滞在許可証に関しては日本で学生ビザも取得していたからすぐ受け取れると思っていたら、取得までに4ヶ月ほどかかりました。ただこの4ヶ月もまだマシな方だったらしいので恐ろしいですね、、、

 

このような感じで、この1年いろいろなことがありましたが無事終えることができました。これからあと2年間ベルギーで頑張っていきたいと思います。なぜ最終的にベルギーにある今の大学を選んだのか、どうやって進学したのかに関してはまた別の記事で書こうかなと思っています!それでは近況報告でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ハンガリーで英語留学】私の通うコースについて

 

前回のブログを書いた後、また飛行機がキャンセルされないかヒヤヒヤしていましたが先日無事日本に帰国することができました!

 

そこで今回は、結構質問をいただくことも多かったので、私が通っているIBSの大学準備コースについて詳しく書いていきたいと思います。

 

ハンガリーの英語コースを私の知る限りで簡単にまとめた記事はこちら↓

 

sena-study.hatenablog.com

 

 

私が通っているのはIBS (International Business School)というハンガリーの首都ブダペストにある大学で提供されている大学準備コースです。
IBSでは学内公用語が英語のため学内のコミュニケーションは全て英語で行われます!!!

 

 

IUF(インターナショナル・ユニバーシティーファウンデーションコース)は1年間のプログラムで海外の大学に進学したいけど英語力が足りない人や資格の足りない人、効率的に英語を上達させたい人のために開講されています。
大学準備コースなので英語と実際に大学で授業を受けるために必要なスキルなどを学んでいきます。

 

このプログラムでは、英語のレベルによってクラスが分けられそれぞれ別の授業を受講します。(授業は週に8授業/1授業は90分)
レベルはセメスター開始前に行われるIBSSETIというテストを受験しその結果によって決定します。(IUFの人はリーディングとライティングの2科目を受けます)

 

レベルは4段階で、それぞれ以下の様になっています。

Upper-intermediate
1番上のクラスで、General English, Business English, Study Skills, Math and IT Skills, Culture Projectsの5科目を受講します。
このレベルは本当にハイレベル!クラスメイトは大体英語ペラペラに話します。また、アッパーのみビジネス英語のクラスが開講されるので将来ビジネス系の学部に行って学びたい人にとっては最適かと思います。

Intermediate
このレベルでは、General English, Study Skills, Math and IT Skills, Culture Projectsの4科目を受講します。
このレベルは科目のバランスがいいので、英語話せるけどまだ自信がない人やビジネスにはあまり興味ないけれど海外の大学に進学するためのスキルと英語力を身に付けたい人にはピッタリかなと思います。

Lower-intermediate
このレベルではGeneral EnglishとCulture Projectsのに科目を受講します。
8授業中6授業がGeneral Englishなので英語が苦手だったり、とにかくまずは英語を勉強したい人向けだと思います。

Elementary
最後に、このレベルではGeneral Englishのみを受講します。
英語が全くわからない、基礎の基礎から勉強を始めたいっていう人向けです。

ここのレベルにいる友達がいないので一番何をやっているかがわからず情報が少ないです。すみません。

 


また、Upper-intermediateとIntermediateでは同じレベルの中でも3クラスにクラス分けがされています。
クラスの人数は10〜12人くらいの少人数なので先生と生徒の距離が近いのです。

 


そして、テストに基づいてレベル、クラス分けがされた後も、実際に授業を受けてみてクラスが難しすぎたりして自分に合わないなと感じたら、先生や担当の方に相談すればクラスを変えることもできるので安心です。逆に簡単すぎてレベルを上げたいときも小テストを受けて合格点に達すればレベルを上げることが出来ます!

 

入学時期は9月と2月の年2回あるのですが、9月の方が入学者も多く学校側のサポートも充実している印象があります。

 

以上、私の通っているIBSファウンデーションコースについて簡単にまとめてみました。

少しでも参考になれば嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

ハンガリーの状況-COVID-19-

 

お久しぶりです。

突然ですがこの度、日本への帰国を決めました。

 

多分ですが今の状況だともうブダペストに戻ってくることはないと思いますので、なぜ帰国を決めたのか、そしてハンガリーの現状をお伝えしたいと思います。

 

結論から言うと、今世界各地に深刻な影響を及ぼしている新型コロナウイルスの世界的流行、それに伴う現状が私が帰国を決めた理由です。

 

中国から始まり、日本を含むアジア各国に広がった新型コロナウイルスですが、今やヨーロッパ諸国は”ウイルスの震源地”と化してしまいました。

 

 

 

それでは、最初にハンガリーの状況からお伝えしていきたいと思います。

 

ハンガリーでは3月4日にイラン人の学生2人の感染が確認され、これが初の感染の報告となりました。

翌日の5日には、3人目の感染者が報告され、さらには日本でもニュースになったとおり、日本人観光客15人(学生14人・引率の先生1人)が感染の疑いで病院に搬送され隔離、検査されましたが検査の結果全員陰性ということでした。このニュースに日本人としては驚き、今後の不安も押し寄せてきたので全員陰性ということでしたのでひとまず安心しました。

 

その後もじわじわと感染者が増えていったのですが、7日、私の通っているIBSでは翌8日から20日までの2週間弱、キャンパスでの授業は取りやめてオンラインで授業を実施することが発表されました。(3月20日現在、4月13日のイースターホリデーの終わりまでは確実にキャンパスでの授業は再開されないことが決まり、再開時期は未だ発表されてません。)

 

そしてついに11日、ハンガリー政府は非常事態宣言を決定し、以下のことが発表されました。

・4か国(中・韓・伊・イラン)からのハンガリー国籍保持者以外の入国禁止

・大学校舎の閉鎖

・イベントの中止

また、13日には以下が追加

イスラエルからの外国人入国禁止

・16日から小中高学校への児童生徒の登校禁止

さらに、16日には以下が追加

・国境閉鎖→全外国人の入国禁止(ハンガリー国籍保持者のみ入国可能)

・集会禁止

・娯楽施設の閉鎖

・レストランやカフェ、一般店は15時以降営業禁止(スーパーや薬局は例外)

 

3月20日現在、ハンガリーの感染者は85人(検査数3007)となりました。

周辺国と比べるとまだ数字は小さいですがこれからも増加しつずけることが予測されています。

また、この間13日と16日にはイラン人の留学生が計15人、不協力・乱暴な行為などを理由にハンガリー当局によって国外退去・追放処分になりました。(今後3年のハンガリーを含むEUへの入国・滞在禁止)

非常事態宣言が発表されてからは、他の国と同じようにハンガリーでもスーパーの棚が空になったり、道でマスクをしてる人も見られるようになりました。また街の雰囲気も変わったように思えました。

 

 

ここまでが3月20日現在までのハンガリー国内、主にブダペストの状況です。

次になぜ帰国を決めたかをお伝えしたいと思います。

 

帰国を決めたのは、これ以上ハンガリーにいることが不安になったからです。

一日おきくらいの頻度で大使館からコロナウイルスについての連絡が届き、だんだんと厳しくなる規制、続々と増える感染者、イラン人15人の国外追放。

現状だとしょうがないのですが、授業の再開時期は決まらずオンライン期間は伸びるばかりで、外出もできずでやることはないし、交換留学できていた友達は大学からの帰国命令で続々と帰っていく。医療体制にも不安が残るし、日に日にたまるストレス。

そんな中で日本に帰るための飛行機は続々と欠航が発表され、これ以上残っているといつ日本に帰れるかがわからなくなると状況だったので帰れるうちに帰ろうと思い帰国を決めました。

実際、私も今朝予約していた明日の夜の日本行きの便がキャンセルされました。幸運なことに明日の夕方出発する便が取れましたがそれも確実に出発するとは言い切れない状況です。

 

無事日本に帰ることができたら、14日間自宅待機をすることになるのでオンライン授業を受けつつ、次の学部留学に向けての準備をしながら、ゆっくり休みたいと思います。

 

以上、これが現在のハンガリーの様子と帰国を決めた理由でした。

 

今回、本当に正しい情報を集めることの大切さを実感しました。あと家族がいる安心感。まずは無事に日本に帰れることを願いたいと思います。

 

 

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

 

それではszia!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンガリーで歯医者に行ってきた!

 

 

ハンガリー生活も1ヶ月がすぎたある日、週末に学校の友達とランチを食べに行ったら、突如口の中からガリっと音が聞こえ違和感を覚え確認してみるとまさかの奥歯の詰め物が取れてしまっていました😭

 

出発前に日本で歯科検診も受けて来て留学中は歯医者に行かなくてはいけない事態にはならないだろうと思っていたのにまさかのまさか来て1カ月そこそこで歯医者に行かなくてはいけない事態になってしまいました。

とはいえ、ハンガリー語喋れないし、しかも日本でも小さい頃から1つの歯医者さんしか行ったことがないし他の歯医者さんに行くなんて不安、まして海外の歯医者さんなんて信用できないと思い冬の日本一時帰国まで我慢するしかないかなと思っていたのですが、やはり帰国までは待てないと背に腹は変えられず歯医者に行くことを決め、ネットで’ハンガリー 歯科治療’で検索したら、なんと実はハンガリーはヨーロッパではDental Tourism(歯医者ツアー)が開催されるほど、他国よりも安くて良い治療が受けられるという評判のある国でした!!

 

評判をみて、少し安心し英語対応の歯医者さんを調べていたら、まさかの日本語対応の歯医者さんがブダペストにあるのを発見!!!

 

その名もTitan Dent!!!

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www.titandent.hu

 

日本語で治療が受けられる歯医者さんがブダペストにあるなんて思いもしていなかったので、本当に驚きました!

 

 

それでは、予約から治療完了までの流れについて書いていきたいと思います!

 

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