moratorium life –ヨーロッパ留学日記–

Stepping out of your comfort zone!

【ヨーロッパ大学正規留学】学部課程に入学しました🇧🇪

 

かなりというのか、気づいたら1年以上何も更新していなかったようです。

ブログを更新してない間にも、たくさんの方からハンガリー留学についての質問をいただき、私の経験からお話できることをシェアさせていただきました。いただいたメールの中で私の現在についての質問が多くありましたので、ここで近況報告です!

まずはIBSについて、3月末にコロナで帰国することになりましたが日本からオンラインで授業とテストを受けて5月末に無事コースを終了することができました。

 

sena-study.hatenablog.com

 

 

今はハンガリーではなく、ベルギーのブリュッセルにある大学の学部課程に在学しています🇧🇪

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Grand Place (Brussels, Belgium)

 

ヨーロッパの大学への正規留学は日本語で調べると本当に情報が少なくて、国によってはエージェント会社のサイトしか出てこなかったり、実際の生活や渡航準備の細々としたことなどわからないことばかりで不安になるのですが、今回はさらにコロナで行動が制限され下見にも行けず、かなりハードモードでしたが、SNSや大学が開催しているオンライン説明会などを駆使してなんとか出願、入学、そして渡航までたどり着けました。

コロナ禍での留学は予測できないことも多く、渡航制限や急なロックダウンなど大変なことも多かったですが、家族や友達のサポートもあり無事に1年目を終えることができました!

 

実のところ、2020年10月に渡航して寮生活を送っていたのですが、渡航から1ヶ月半後、ベルギーでは1日の感染者が2万人を超える日が続き、医療状況が逼迫したためにロックダウンになってしまいました。そのためこの一年はほぼ全ての授業がオンラインで行われ、キャンパスに行ったのは数える程でほとんど試験の時のみにしか行けませんでした。現在はベルギーの規制はほとんど解除され、次のセメスターからはオンシャンパスとオンラインを併用して授業を進めていく予定になっていますがこれもコロナの状況に強く影響を受けるのでまだまだわからないといったところです。

 

ベルギーはフランス・オランダ・ルクセンブルクに面し、海を挟んでイギリスも隣にあります。面積は九州と同じくらいで、人口は東京都よりも少ないらしいです。小さな国ですが、欧州連合の主要機関の多くやNATOの本部が置かれているため「EUの首都」とも言われています。その言葉通り、本当に多様性に富んでいて他の主要都市(ロンドンやパリ)までのアクセスもすごく良いです。

ベルギーの公用語はフランス語・フラマン語(オランダ語)・ドイツ語の3つあり、地域によってメインで使われる言語が変わります。私の住んでいる首都ブリュッセルはフランス語とオランダ語バイリンガル地域なのですが、主にフランス語が使われています。チョコレートやワッフル、ビール、フリッツ(フライドポテト)が有名で、3大がっかり世界遺産と言われる小便小僧や世界一美しい広場と言われるグランプラスもあります。また現在ヨーロッパで盛り上がっているEURO2020関連で言えば、ベルギー代表は「赤い悪魔」と言われ、FIFAランキング1位で日本代表ともW杯ロシア大会で対戦していました!

 

本当に小さな国ですが魅力がたくさんある国だと思います。ただ、書類が大好きな国のようでビザ関連や役所関連の手続きには多くの時間と手間がかかります。滞在許可証に関しては日本で学生ビザも取得していたからすぐ受け取れると思っていたら、取得までに4ヶ月ほどかかりました。ただこの4ヶ月もまだマシな方だったらしいので恐ろしいですね、、、

 

このような感じで、この1年いろいろなことがありましたが無事終えることができました。これからあと2年間ベルギーで頑張っていきたいと思います。なぜ最終的にベルギーにある今の大学を選んだのか、どうやって進学したのかに関してはまた別の記事で書こうかなと思っています!それでは近況報告でした!